才能に目覚めてみる?〈ストレングス・ファインダー2.0〉で自分の強みを把握する

投稿者: | 2019-06-25

客観的な判断材料としてのストレングス・ファインダー

自分のことを知るために

自己肯定感を高めるライフスタイルに向かって動いている現在のわたくし。このブログの趣旨であり、どうしたら心地よく生きていけるかを模索している最中でして。

しかしながら他人のことはわかっても、案外自分自身のことってよくわからない。

ならば、客観的なツールに頼ってみよう!

ということで、〈ストレングス・ファインダー2.0〉 を受けてみた。

ストレングス・ファインダーって何?

ストレングス・ファインダーとは、自身のもつ「強み」に着目し、その才能を生かして人生の満足度や貢献度をあげていこうという研究成果にアクセスすることができる診断のこと。簡単にいうと、自分の強み発見テスト。ギャラップ社の専用サイトにアクセスし、Web上で177個の質問に答え、自分の資質トップ5(強みの元となるもの)が導き出されるよ。

実は、10年ほど前に勝間和代さんのおすすめで見て『さあ、才能に目覚めよう』(マーカス・バッキンガム&ドナルド・O・クリフトン、田口俊樹[訳])を購入し、そのアクセスコード(テストを受けるときに必要になるコード)を使って一度受けたことがあるとです。

今回、 詳しい違いもわからないまま、 新しく出た『さあ、才能に目覚めよう 新版ストレングス・ファインダー2.0』(トム・ラス、古屋博子[訳])をアクセスコード入手のために購入。

いざテストを受けてみると……。

1.0と2.0の違いを確認してみよう

結果を確認する前に、2001年初版の〈1.0〉と、2017年発行の〈2.0〉の違いはどんな具合かを見てみよう。

1.02.0
出版社日本経済新聞出版社日本経済新聞出版社
著者マーカス・バッキンガム&
ドナルド・O・クリフトン
トム・ラス
訳者田口俊樹 古屋博子
発行年2001年2017年
ページ357ページ225ページ
定価本体1600円+税本体1800円+税
アクセスコード表紙裏に直接印刷・14桁巻末に綴じ込み・10桁
資質の説明分量約3ページ約6ページ
追加要素34資質すべて確認可能(要課金)

ざっと見たところ、

  • 〈1.0〉は資質の解説は短め。才能や強みについての説明にページ数を割いている。
  • 〈2.0〉は資質の解説中心、 詳細な説明Webテストページに任せている。

本についているアクセスコードを使い、ギャラップ社のサイトにアクセス後、Webテストを受けるところは同じだった。

〈2.0〉では、トップ5以下34資質すべての順番を確認でき、自分の結果にカスタマイズされた詳細なレポートが受け取れるようになっていた※レポートを見るには追加課金が必要(2019年6月現在$39.99)。

ただ、なぜトップ5の資質に注目し、それが自分の才能として強みになりうるのかなどの考え方は 〈1.0〉 を読む方がいいような気がする。著者が異なるので、丸ごと持ってくることが難しかったのかもしれないけれど、だいぶ 〈2.0〉ではそのあたりが端折られた印象が強い。

〈2.0〉の書籍の良い点は、資質の解説がひとまとめになっているところ。〈1.0〉では飛び飛びに掲載されていたので、探すのに苦労した。該当する資質をひとまとまりで読めるのはありがたい変更点だと思う。

詳細なレポートを含めたWebテストのみで十分だという場合オンラインだけで賄える。書籍代1900円ちょいと詳細レポートへの課金にしてしまうのもありというわけ。

【慎重さ・内省・共感性・分析思考・運命思考】がトップ5資質という結果に

前置き長くなったけど、私の結果はこのような感じになったよ。

  1. 慎重さ
  2. 内省
  3. 共感性
  4. 分析思考
  5. 運命思考
こんなんでましたけど~(※1989年の流行語。古いね)

トップ5の資質の変化は?

  1. 慎重さ
  2. 内省
  3. 共感性
  4. 分析思考 ←New!!
  5. 運命思考

4つは前回と同じ資質になっていた。

前回あった「目標志向」は今回27位と大幅に後退。
その代わり「分析思考」がランクイン。

10年たっても基本的な資質はほとんど変わらないんだね。

前回との結果を比べた場合の件について、本書のよくある質問に答えが書いてあったので引用しておくと。

私たちの試算によれば、〈1.0〉と〈2.0〉の結果を比べたとき、(中略)最も多いのは、少なくとも4つの資質が同じ場合です。あなたの成長にとって大事なことは、「もしトップ5に新しい資質があった場合、それは以前トップ10に入っていたものだった可能性が高い」ということです。したがって、あなたはその資質を「失った」わけではありません。これまでレーダーの下に隠れていた新しい資質を見出す機会が訪れただけなのです。

トム・ラス、古屋博子[訳] 『さあ、才能に目覚めよう 新版』(2017) 日本経済新聞出版社 214p

資質それぞれの説明と、対する自己分析

1位の【慎重さ】

「慎重さ」の資質が高い人は、決定や選択を行うときに細心の注意を払います。あらゆる道のりには、危険や困難が待ち受けていると考えています。

CliftonStrengthsの結果より (https://www.gallupstrengthscenter.com/)

何かを決めるとき、とにかく考えつく要因や選択肢を考えてから行動するし、失敗するよりもなるべくリスクを減らしていきたいって思う点があてはまってる。

2位の【内省】

「内省」の資質が高い人は、知的な活動に多くの時間を費やします。内省的で、知的な議論が好きです。

CliftonStrengthsの結果より (https://www.gallupstrengthscenter.com/)

頭の中で自分会議は常にしている。行動よりも思考。なぜなぜ。思っていることや価値観を話し合うのは好き。

3位の【共感性】

「共感性」の資質が高い人は、自分を相手の状況に置き換えて考えることにより、相手の感情を察することができます。

CliftonStrengthsの結果より (https://www.gallupstrengthscenter.com/)

とにかく涙もろい。もらい泣きもする。場所の空気もわかるし、影響もがんがん受けてしまう点は共感性のなせる業か。

4位の【分析思考】

「分析思考」の資質が高い人は、物事の理由と原因を追求します。状況に影響を与える可能性のあるすべての要素を考慮に入れる能力を備えています。

CliftonStrengthsの結果より (https://www.gallupstrengthscenter.com/)

慎重さとも重なるところがあるけれど、要因を考えたり、なぜなぜの質問はするかも。内省ともつながるね。

5位の【運命思考】

「運命思考」の資質が高い人は、あらゆる人や物事は互いに結び付いていると考えています。この世に偶然というものはほとんど存在せず、ほぼあらゆる出来事には何らかの意味が存在すると確信しています。

CliftonStrengthsの結果より (https://www.gallupstrengthscenter.com/)

”縁”はあると思ってるよ。偶然も”必然”。バタフライエフェクト。「原因が必ずある」って分析思考の発想につながるかもしれんね。

上記資質の説明文を読むにつれて「あー、自分っぽいなぁ。自分のままでいいんだなぁ」と思えてくるから不思議だった。友達が少ないのも慎重さからなんだなとか、一人で考え事するのが常日頃なのは内省からなんだなとか、普段当たり前のようにしている自分の行動や思考回路をあらためて言葉によって明確にしてもらえるのは新鮮なことでもある。

何かにとりかかる前に、対策を考えるのが得意になるということかな。現状把握と集められる材料からリスクを割り出し、極力問題を軽減したり発生を防いだり、さまざまな角度から分析した物事を文章として説明したりするのが才能に強みになりうるってこと。
相手の感情を察したり、さまざまな相手のバックグラウンドを理解しつつ、人やグループの橋渡しをすることも資質として強みになると理解した。

こんな風にして、トップ5から、自分自身の傾向を知ることができるね。

トップ10の資質はこんな順番になったよ

  1. 慎重さ
  2. 内省
  3. 共感性
  4. 分析思考 
  5. 運命思考
  6. 個別化
  7. 責任感
  8. 規律性
  9. 戦略性
  10. 学習欲

クリフトンストレングス34レポートに課金したので、トップ5以外のすべての資質の順番も確認できた。レポートはそこそこのボリュームあった。一部ご紹介。

すべての資質の順番】

クリフトンストレングス34レポートの内容
トップ1~34の全貌が明らかに

【どの領域に資質が分布しているかの説明】

トップ10の資質がどの領域に属しているかもわかるよ

強みと弱みは表裏一体?

強みとなるトップ5資質は、使い方によっては弱みにも通じるらしい。苦手な状態も考えてみた。

【慎重さ】のために、ゆっくり比較検討する時間を持たせてもらえないスピード重視の環境。検討する材料がない状態。

【内省】に集中できないうるさい場所や、一人になることを許されないこと。知的な会話ができないところ。

【共感性】が高いために、病気や苦しんでいる人のそばにずっといたり、暴力などの想像ができるところ。感情をないがしろにする環境。

【分析思考】理由も告げられずとにかくやれと強いられる。

【運命思考】人を大切にすることよりも、個人プレーをしたり、仲間外れにして不安感を持つ環境。

つまり、深く考える時間を持つことを許されず、助け合いもない不安を感じながら、成果をどんどん出さねばならないスピード重視の環境。

これが自分にとってみると強みが弱みになりうる使い方ってことになるのかな。

つまり弱みになる使い方の反対が、才能を強みとして生かせる条件になるのかもしれないね。

私の資質を活かすためには
しっかりと現状を把握してリスクを排除しながら進められる。
人間らしく過ごせる落ち着いた場所に身を置くこと。 

下位資質からも考えてみると…

下位30~34位になった資質から、自身の弱みをとらえてみるとどうなるだろう。

  • 30.ポジティブ
  • 31.原点思考
  • 32.競争性
  • 33.社交性
  • 34.達成欲

「ポジティブ」の資質が高い人は、情熱的であり、しかも自然にその熱意を人に分け与えることができます。生き生きとしており、他の人たちに活気を吹き込み、やる気を起こさせることができます。

CliftonStrengthsの結果より (https://www.gallupstrengthscenter.com/)

→パッションはない。落ち着いているため、活気よりも安心を与える方。

「原点思考」の資質が高い人は、過去について考えるのが好きです。歴史をたどることにより、現在を理解します。

CliftonStrengthsの結果より (https://www.gallupstrengthscenter.com/)

→過去について考えるときは大体後悔していることを振り返っている。

「競争性」の資質が高い人は、自分の進歩を他の人と比較します。コンテストで勝つために、相当な努力をします。

CliftonStrengthsの結果より (https://www.gallupstrengthscenter.com/)

→勝ち負けを考えるとそれだけで疲労してしまう。

「社交性」の資質が高い人は、知らない人と出会い、惹きつけ味方につけることが大好きです。見知らぬ人と打ち解けて親しくなることから満足感を得ます。

CliftonStrengthsの結果より (https://www.gallupstrengthscenter.com/)

→知らない人だらけの場所は緊張する。

「達成欲」の資質が高い人は、並外れたスタミナがあり、旺盛に仕事に取り組みます。自分が多忙で生産的であることに、大きな満足感を得ます。

CliftonStrengthsの結果より (https://www.gallupstrengthscenter.com/)

→スタミナはない。多忙過ぎると心身ともに疲弊してしまう。


要は、勝ち負けを意識しながらどんどん新しい人との出会いを作り、忙しく動き回り目標を達成していくスタイルは合わないってことだ。営業職とか無理だよね。
思い起こせば、制作会社での仕事がまさにそれで、結局うつ状態になったんだよな~……。才能を発揮しにくい資質が必要な環境にいると、体壊すという裏付けが取れました。

クリフトンストレングス34レポートが読める利点は、トップ10の資質も把握できるし、下位資質を知ることによって、自分の強みを発揮しにくい資質が分かるところだね。

ストレングス・ファインダーはどうやって受けるの?

今回私は書籍についているアクセスコードを使用して診断をうけた。

他にもいくつか方法があるので、もし気になった人がいたらぜひやってみてほしいな。

  • 書籍を購入、アクセスコードを手に入れる→webテストを受ける
  • 直接ギャラップ社のサイトにアクセスし、テスト付き電子書籍を購入→webテストを受ける
  • iOS、Android用のアプリをダウンロードしコードを購入→テストを受ける

▼書籍の購入はこちらから

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 〈ストレングス・ファインダー2.0〉 ストレングス・ファインダー2.0 [ トム・ラス ]

▼ギャラップ社のサイトはこちらから

ギャラップ社サイト 

https://www.gallupstrengthscenter.com/

ストレングス・ファインダーのまとめ

自分にとっては当たり前にできることが、実は心地よく生きていくうえで生かしたい才能なんだね。

あれもできない、これも足りないと嘆くより、自分自身の持っている大切な資質に目を向けていきたいと改めて気づかされた今回の再テスト。

ストレングス・ファインダーは、受けてからがスタートという。

今後はトップ5の資質を自分の中心に据え、その才能を強みに変えていくための投資(練習やスキル開発、知識を身に付けるためにかける時間)を捻出していく方向でいこう。

あまりにも多くの人が間違った方向に向かうことに人生を費やしている。ゆりかごから職場を経由して墓場まで、すばらしい才能と可能性に気づくことなく進んでいく。

だから、できるかぎり早く自分の才能を見つけてそれを伸ばし、さらにはまわりの人たちが才能を伸ばすのを助けることがとても重要なのだ。(中略)人には誰でも、見出されるのを待っている才能があるのだ。

トム・ラス、古屋博子[訳] 『さあ、才能に目覚めよう 新版』(2017) 日本経済新聞出版社

Author

ミノル
ミノル
「人生アバウト」をモットーに。
心地よく生きるための改善をすこーしずつカメの歩みのごとく進めているアラフォーです。

主婦業、レビュー(読書、映画、動画)、自分探しなど雑食気味なカテゴリーでブログを書いています。

★ストレングスファインダー:慎重さ・内省・共感性・分析思考・運命思考

★西洋占星術:ネイタル太陽♊、月♐、ASC♏

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