アストロロジー

火星期(35‐45歳)を生きるための分析

惑星にはそれぞれ年齢域が割り当てられている。そこには人生で学ぶことや手にする事柄を示す。

結局この年齢期に沿った生き方をできているかどうかで、その次の年齢域の人生課題にうまく移行できるかがきまるんじゃないかと最近特に思うようになってきた。

なぜかというと、「インナーチャイルド」との関係によって自分が大人になっても心の中の子供の自分との折り合いがつかずに様々な弊害が生じるからだ。

インナーチャイルドを示す生まれてから7歳くらいまでの年齢期を担当するのは「月」だ。自分の月が自分の月らしく生きられれば、その次の7~15歳を担当する水星が請け負う他者とのコミュニケーションを学ぶ準備ができる。

だから子供時代に本人の持つ子供らしさを発揮することができない場合、自分自身との折り合いがつかず、他者との関係性を構築する困難さが生じるのではないだろうか。

そういう意味で、自らの行き詰まりを感じる年齢期を振り返るのは有意義なのではないかと思うのだ。

特に、スタートとなる月を振り返るのは、自然の流れなのかなと思う。月星座にこだわりが多い人がいるのもうなずける話。月星座については諸説あるのでまた違う機会に書こうと思う。私自身、月星座の影響を大きく受ける星の配置になっているので考える必要はあるだろう。

火星期とは?

もしそれぞれの年齢期を自身の持つサインをのびのびと生きられたなら、きっと悩みこそあれ行き詰まりはないのではないだろうか。

今、私は火星期の折り返しにいる。どんな年齢域なのか。

【火星/年齢域:35~45歳】行動的、活性化、攻撃性

まついなつきのしあわせ占星術講座入門「惑星の年齢期を理解しておこう」第4回|恋愛・占いのココロニプロロより

ちょうど中年の危機を迎え、それまでの人生を振り返った時、このままでいいのだろうか?もっと自分には何かできるんじゃないだろうか?

そんな風に自分を前に出していきたい思いがふつふつとわいてくる年齢だ。

会社員ならば管理職などになり、それまで誰かの後ろについていたのが自分を押し出して活動していくような感じだろうか。

そして私にもこの火星期やってきた。本当にね、ひしひしと感じる。

「自分を生かしたい」

「こんな家の中に閉じこもっていたらダメだ!」

「自分にできることをして自分を丸ごと活かしたいんだ!」

それまでの自分や環境、対人関係、仕事などさまざまな物事に対して怒りを感じるほどだ。

で、西洋占星術で惑星の年齢期を知った時、

「あ、これってもしかして火星期を火星期らしく生きていないからでは?」

と思ったのだ。

それまでの太陽期(25~35歳)は、自分自身の太陽を生かすように動けていたのかもしれない。双子座太陽は8ハウスにいる。仕事を通していろいろな人たちと一緒に関わった。一方プライベートでは深くて狭い関係性の中で、夫との結婚生活を通して、挙式や新生活のための情報集めやコミュニケーションを駆使し、新鮮味を伴う生活をしていた。それまでの恋愛とは異なり、一人の人間を深く理解し、その理解を通して自分も理解し、関係性を構築していく課題が見えた時期でもあった。

31歳の時、東日本大震災を経験し、震源地ではないけれどもそれまでの人生がいかに物事の表面しか見ずに生きてきたのだなと知った。当時はめちゃくちゃ情報を集めまくっていた。きっとそのあたりも双子座のサインを駆使していたんだろう。そして私たち夫婦は九州へと移動した。移動も双子座的な活動だ。

火星期前半の振り返り

火星期始まりの35歳は象徴的な出来事があった

火星期に入った35歳くらいは何をしていただろう。

2015年。墓場まで持っていくつもりのある出来事があった。詳細は誰にも話したくない。一つ言えるのは、現状を大きく変えたいという気持ちだけが膨らんでいったことだろう。海王星の世界に目隠しされていたようにも思う。ある意味で自分への攻撃だったのかもしれない。さぁ、動き始めよ、そろそろ次の年齢域で活動を始めよとのメッセージだったのかもしれない。そしてある意味では火星期らしくもあったのかもしれない。目的に突進していくように非常に行動的になり、火花が舞い、心は大きく活性化し、暴走してしまった。

火星期の初めの出来事は自分の中に一つの影を落とした。火星を使いこなせずに暴走してしまったんだろうと今となっては思えるが、当時はなかなかしんどかった。でも、これだけの情熱や行動力が自分の中に眠っていたのかとも思う。やろうと思えば、できるんだ。人生の中の点の出来事として、単に自分にとってのつらい経験だとしか思っていなかったが、こうやって「火星期」の観点からとらえなおしてみることで、自分の中に眠っている力強さに思いをはせるきっかけにもなるのか。

火星期2年目以降はくすぶっていたが……

そして2016年に関西に移動する。以降、たまに仕事をするも、ほとんど家にいるような状態が続く。いわゆる主婦業で、猫たちの世話と夫との閉塞的な生活だ。知らない土地での生活は、人間関係も拡げることができず、とにかく決まったルーティンの中で、必要最低限の人とのかかわりだった。外に向かって自分を押し出していくような火星期らしさはほぼない。むしろ内側に内側に入り込んでしまうような日々だった。

それが京都に引っ越してから少しずつ変化してきたように思う。

自分の好きな土地への思い切った引っ越し、興味がわいた占星術へのとりかかり方は「思い立ったが吉日」的な具合だった。読んでみたい書籍もなるべく購入し、自分の行動力を止めないようにできるようになってきた。夫の後押しも大きかった。「何でもやってみなはれ」が信条の夫の存在は大きい。消えそうになる自分の興味を、彼の言葉にたきつけられて再び前進へとつながった。

太陽期までの双子座的な情報集める力を駆使しながらも、ほしいと思うもの、やってみたいと思うこと、そういうものへのブレーキをなるべくかけないようにする。それが自分自身の中の行動力につながり、心はワクワク活性化する。何度もいうが、これは夫が経済的に支えてくれるからできることでもある。8室に惑星が集まっている私ならではなのかもしれない。

正直なところ、周りから見たら何も変わっていないかもしれない。けれど、私自身の心の中はそれまでの停滞感が薄れ、自分の人生を自分の手に取り戻す意欲や実感が伴い始めているのだ。もっとなにかできそうな気がしてくるのは、火星に火がついたのかもしれない。

だからこそ、人は年齢域を意識するのは大切なのかもしれない。

内にこもり鬱積したやり場のない情熱や怒りが暴走し、ここ数年の私は夫にその感情をぶつけていたようにも思う。生産的ではない。

振り返ってみると、2015年の私を思い出せば、火星期の生き方をより加速できそうな気がしてきた。手に入れたい何かを手に入れるために行動し、自分を押し出していく。そういう力強い時期が中年の危機と重なっているのは偶然ではないはずだ。

火星期後半戦を生きるためのメモ

乙女座・10ハウスの火星を意識する

火星期後半戦。徐々に火星期らしい行動力が発揮し始めてきたので、ここで今一度自分自身のネイタルチャートにおける火星を見ておきたい。

ネイタルチャートでは、火星のサインは「乙女座」。場所は10ハウス。

ちなみに、チャートルーラーの副支配星でもある。そう考えると、私にとってそこそこ影響力の大きな惑星のようにも思う。

火星」は戦いの神アレスになぞらえる。要は「戦い、勝負、やる気、正義感、積極性、病気、セックス、男性性」など、外側に向かっていく積極的と自分をありのまま打ち出していくような、そういう熱さだ。炎がボワッと燃え上がるような、好戦的な熱さだ。

つまり、火星期は外側に向かって、何かに積極的に取り組んでいくような時期だ。

その火星を意識して使っていくためには、この火星がまとうサインを理解する必要がある。私のネイタルチャートの火星は乙女座だ。乙女座の火星。

「乙女座」が示すもの。I analyze. 作り上げた世界の問題点を分析しはじめる。分析。奉仕。細やかさ。問題解決能力。実務。堅実な交流。繊細。縁の下の力持ち。エレメントでいうと「土」。整った区画のようなそういった土。

エレメントについては、この当番さんのツイッターの画像がいつも参考になる。

エレメントの性質の参考になる表

この表を参考にすると、「乙女座」は冷&乾燥なので前例を踏襲しつつ独立自尊で自ら動く。なので利益重視、柔軟宮なので誰かのサポートをしたり、調整をしたりする後衛や遊軍として動くのが得意(なんか、弁護士とかみたいな動き方だよね。判例という前例に沿って、クライアントと自らの利益を得るために自分の能力を生かしてクライアントや検察などとの調整をして動く)。前例踏襲は変化は望んでいるわけではないのか。

このようなサインをまとった火星を意識するわけだけど、どんな領域でこの火星が発揮される(発揮していく)のかはハウスが教えてくれる。そして私の火星のハウスはキャリアや人生の到達点などを示す「10ハウス」だ。つまり社会的な領域で、乙女座をまとった火星を発揮していくことが、火星期の過ごし方ということ。そりゃ家にひきこもってたら、ジレンマを感じるのも当たり前じゃないか。そう思った。

ちなみに、乙女座はルーラーに水星を持っている。同じ水星をルーラーに持つ双子座とは水星の質が異なるらしい。双子座はとにかく情報を(正誤・質など関係なく)集める。たくさんの情報を集めて、その情報を伝えたり、面白がったり、たまには役立てたりする。トリビア的な情報の扱い方なんだろう。知っていることをひけらかしたりするような。

片や乙女座の水星は、同じ情報を集めるにしても、集めた情報をきちんと使える情報として精査し、分析する。誤った情報は切り捨てるだろうし、物事を理路整然と整えていくために必要な研ぎ澄まされた情報を取捨選択していくだろう。そういった意味では乙女座の情報の取り扱い方は確かに実務的であり、細やかであり、堅実であり、問題解決につながるだろう。

太陽を双子座に持つ私は、太陽期ではとにかく雑多な情報を取捨選択もせずに集めまくってその情報に溺れることもあり得たわけだけど、それが火星期になるともっと情報に対して洗練された感覚を磨いていく必要性があるんだろう。

乙女座の火星に戻る。

火星期の私の動き方をひとまずまとめる

社会的な場所やキャリア面で結果を出すために、もっと自分発信で積極的に動くこと。すでに同じ道を歩んだ先人の知恵を拝借するのもよさそうだ。そして(苦手ではあるのだが)利益を追求することも忘れずに。利益にもいろんな面が含まれるだろうけれど、一番簡単に言ったら、やっぱりお金よな。お金手に入れてナンボ、それをもっと意識する。あとは得することだったり、何かのためになるようなこと。そのために緻密に分析的に自分自身の実務能力を磨いていくこと。これに情熱を注ぐこと。

こんな感じだろうか。

じゃぁ、どんな実務能力を磨けばいいのよ、と思う。それはきっと、MCが示してくれるんじゃないのかね。人生の到達点だもの。

以前、自分のMCを考えた時はこんな具合に結論づけた。

自分自身を表現して輝くことで人にもいい影響を与える。自分の意欲や自我、人生のエネルギーを、自分が受け継いでいる血縁や遺産、相続に関すること、しがらみ、性的な事柄、マイノリティに注ぐ。自分の過去や体験を集まってきた人たちに語ったり、創作活動を通して自分らしさを表現したりする。
まとめると、自分という器を通して得た体験や実感、そこから派生した生き方や創作物などを使って、関わっている人たちに影響をあたえていく感じかな。それが人生の到達点だったりキャリアの方向性になるのね。なるほど。

MCのサインのルーラーが太陽なので結局はまた双子座的な太陽を意識することにはなるのだよねぇ。どの惑星でもアスペクトもあるし、独立して使うというわけにはならないのが人生同様複雑だ。

どんな能力を磨ていけばよいのかは、おそらく「表現方法」がひとつなんじゃないだろうか。伝えていくことは表現方法を手にすること。

今までは「文章」の形しか考えたことがなかった。もちろん文章力を磨くのも重要だ。なにせ水星ルーラーの太陽を持っているのだから。

前例踏襲という点を考えれば、私が今までとってきた表現方法の文章力を磨くということも当てはまるだろう。もっと意識して文章を書くことで、伝えられる事柄も増えるかもしれない。

はたまたもっとしっくりとした表現方法が手に入る可能性だってある。

そのためにも情報を集めて分析していきたい。それが私の火星期の取り組みだ。

火星期の資料

Author

ミノル
ミノル
「人生アバウト」をモットーに。
心地よく生きるための改善をすこーしずつカメの歩みのごとく進めているアラフォーです。

主婦業、レビュー(読書、映画、動画)、自分探しなど雑食気味なカテゴリーでブログを書いています。

★ストレングスファインダー:慎重さ・内省・共感性・分析思考・運命思考

★西洋占星術:ネイタル太陽♊、月♐、ASC♏

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