
ホロスコープを読むための知識(1)ホロスコープって何だろう?
生まれたときのホロスコープはその人の人生の方向性を示す。言うなれば、その人自身の青写真。性格的な傾向や人生における傾向はこんな感じみたいだよ、そういったあくまでも傾向を読み取るようなもの。
私自身のエッセンスがつまった種。もしその情報がなんとなくでも分かったらいいなと思い、西洋占星術を始めるに至った。
人生の青写真のようなものがホロスコープなので、「あなたにはこういう具体的な運命が待ち受けています!」「あなたは絶対にこういう人生を歩むしかありません!」みたいな断定はできない。絶対的な存在ではなく、あくまでも「こんな感じなんだよ、参考にしてね!」なのである。
使うのは太陽系の10個の惑星(準惑星も含む)。
太陽、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の10個。
これらの惑星の配置を読み解いていくのがホロスコープ。
ホロスコープとの付き合い方
人生において、進むべき道がわからなくなったり悩んだりしたとき。もしくは自分っていう存在はどんな人間なんだろう?とふと疑問に思い自己分析してみたくなったとき。ほかにも真剣な悩みの相談役として、人は占いを選択肢の一つに入れるのかもしれない。人生の羅針盤として進むべき方向を指し示してくれたらいいなぁと思ったり。そんなノリで手を伸ばす。それが占いのような気がする。
かく言う私も、今後の働き方に悩んだのがきっかけで占ってもらったし、自分でも勉強を始めた。本に次ぐ相談相手みたいな存在かなー。
ただ、相談はするけれど、依存してはいけない。
相談した結果、答えを決めるのは自分自身、そういう付き合い方なのではないかと。
私にとって身近に知っている占いといったら12星座占いだったので、そのくらいの知識で西洋占星術に手を出して、結果、占星術の沼に片足を突っ込むことになったんだけども。
そもそも占いにはたくさんの種類がある。
生年月日などのその人のもつ情報から占う「命式」、西洋占星術や四柱推命などがこれにあたる。タロットカードやおみくじなどの偶然の事象から読み解いて占う「卜占」。どちらも簡単にできそうで、一筋縄にはいかない。勉強のし甲斐があるといえる。
奥が深いんですわ。「占星術」というくらいだから「術」なんですよね。
占いって響きにしちゃうとなんとも軽い感じになるけれど、一通りの知識を頭に入れたとしても、それが実際使えるかどうかはまた別の話でしてな。なので、人様のホロスコープを見るには実践あるのみ。どんな知識もそうやって蓄積していくもんね。
ホロスコープの読み方を知っておくのはね、面白い。なんでかっていうと、まず単に知識の引き出しが増える。あとはイメージを語彙に落とし込むスキルに通じる。なにかのタイミングを計るときにも、参考にできるかもしれない。
自分自身が迷子になったときの指針にすることだってできる。
ただし、結果を自分へのレッテルにしてしまうと、がんじがらめになる可能性もあるので注意が必要なんじゃないかな、とも思ったりする。
「ふーん、そういう傾向があるんだね~」くらいがちょうどいい距離感ではないかと。
そして知識とは人に説明したいすると理解が進んだりする。なので、わずか3ヵ月ながら、西洋占星術を学んで分かったことを、ふり返りかねて結果をまとめておこうと思い、キーボードを叩いている次第。もうすでに占星術に詳しい人にしてみたら稚拙な内容かもしれないです。
では本題へ進みましょ。
ホロスコープを読むスタイル
自分自身で読めたらいいけれど、お勉強も必要になる。世の中には便利なツールがあるので、それを頼ってもいいじゃないの? 人それぞれの読むスタイルでどうぞ。
とりあえず簡易的に読めればいいやの人
「Astrodienst」のAstroClickポートレートでそれぞれの項目を読むのが手っ取り早い! 便利なサービスは使うに限る(※ただし、断片的)
やっぱりプロの占星術師に見てもらったほうがいいなの人
- 西洋占星術を名乗っている人をSNSなどで探す
- ココナラなどのスキル出品サービスで探す
- 占いの館などで占ってもらう
(※お金かかるのと、占星術師との相性もある)
自力で読んでみたい人
下記の項目を順に追いながら読んでみましょう!
生まれたときのホロスコープの読み方
生年月日・生まれた時間・出生地によって出すホロスコープのことを「出生ホロスコープ/ネイタルチャート/バースチャート」などと呼ぶ。
ネイタルチャートからは、その人の持つ基本的な性格とか傾向が読み取れる。この現世におけるその人の仕様書みたいな感じ。仕様通りになるかはまた別の話。
基本的には、10個の惑星がどんな風に配置されているかを読み解くのね。星座中心ではなくあくまでも主役は10個の惑星なのだ。その惑星たちが司る意味がどんな性質を帯びているかだったり、惑星同士のつながりなどを見て、その人のもつ物語を読み解いていくという感じ。分析しながらそれを想像力と統合力をもって表現していくのが難しいところであり、占い師の力量にもなりそうだなぁと感じている。
さて。
たくさん拾っていく情報があるけれど、大枠をとらえるために、次の4点をチェックするのが王道。ここでもその4点を順に読んでいきましょー。
※基本的に生年月日の他、出生時間と出生地が分かる場合の見方になるよ
- ASC(アセンダントと読む)
- MC(ミディウム・コエリの略)
- 太陽
- 月
この4点それぞれのサイン、ハウス、アスペクトを読んでいくよ。
ちなみに、
ホロスコープを出してみよう
用意するものは、自分の生年月日、生まれた時間、出生地の情報ね。正確なものでお願いします。母子手帳などで確認できる。わからない人は、太陽星座と月星座に関してはなんとなくわかるからそこだけでもやってみて! ASC、MC、ハウスに関しては正確な情報が手に入ったらぜひ!
ホロスコープ算出サイト
「Astrodienst」
https://www.astro.com/cgi/genchart.cgi?lang=j
→出生データの入力で必要な項目を入力
「Astroseek」(英語)
https://horoscopes.astro-seek.com/birth-chart-horoscope-online
→Birth Chart, Astrology Online Calculator に必要事項を入力
「リアル西洋占星術」
https://horofor.com/#single
→ネイタルを作成する に必要事項を入力
「たまスコープ」
http://www003.upp.so-net.ne.jp/tamakki/horo2/horo2.html
→アスペクトの角度が度数で出てくるのでわかりやすい
他にもたくさん無料でホロスコープが作成できるサイトがあります!
ホロスコープ作成できたら、さっそく見ていきましょー!
Author

- ミノル
-
「人生アバウト」をモットーに。
心地よく生きるための改善をすこーしずつカメの歩みのごとく進めているアラフォーです。
主婦業、レビュー(読書、映画、動画)、自分探しなど雑食気味なカテゴリーでブログを書いています。
★ストレングスファインダー:慎重さ・内省・共感性・分析思考・運命思考
★西洋占星術:ネイタル太陽♊、月♐、ASC♏
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